タイムラプスとは、数十分から数時間、時には数日にかけて撮影したものを、数秒から数十秒で再生することです。
実はこの映像を制作する際には、撮影時間のみならず編集にまで、かなりの手間暇がかかっています。
<撮影>
撮影時には、一眼レフを使用することで、より高解像度で収録し、1カット毎に露出を調整し、編集後のイメージに合うようカット毎のインターバルを調整します。およそ2時間ほどの撮影で700枚ほどの写真を撮影します。
<編集>
撮影後はRAWデータの現像を行うとともに、すべての写真をつなげて映像にした際、露出や色の変化がスムーズになるよう、1カット毎の微調整を細かく完璧に行います。また、撮影時に写り込んでしまった虫などの修正も完全に取り除きます。約700枚の写真を1つの動画にするまで、5時間ほどの編集を必要とします。
これらの細かな撮影・編集を行うことで、自動では収録できない完璧な1つの映像素材を作ることができるのです。